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生物科学研究所 井口研究室
Laboratory of Biology, Okaya, Nagano, Japan
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記念バッジのホタルキャラ:全国ホタル研究会大会・新潟県関川村

井口豊(生物科学研究所,長野県岡谷市)
最終更新: 2022 年 6 月 13 日

全国ホタル研究会は,2017 年に 50 周年を迎え, 6 月 30 日 - 7 月 2 日に新潟県関川村で大会が開催された(第50回全国ホタル研究会 新潟県関川村大会)。

私の発表は,「志賀高原石の湯において,ゲンジボタル成虫の個体数の変動パターンをガウス関数近似で調べ, 4 年周期の変動が認められた」というものであった。

井口豊 (2017)
志賀高原石の湯におけるゲンジボタル個体群の経年変動
全国ホタル研究会誌 50: 1-2.

これに関しては,特異なゲンジボタル生息地,志賀高原・石の湯のページも参照してほしい。

発表後,贈呈されたのが,次に示すホタル記念バッジである。

全国ホタル研究会 関川村大会 記念バッジ

かわいいホタルキャラなのだが, 4 本足である。

4 本足の昆虫と言えば,テレビアニメの「みなしごハッチ」を思い出した。ただし,このアニメも,悪役昆虫は 6 本足で登場する,と Yahoo! 知恵袋では解説していた(みつばちハッチはなぜ手足が 4 本なのですか

このホタルキャラと体型が似ている,おじゃる丸の電ボでさえ6本足なのに,ゆるキャラとはいえ,ホタル研究会の記念バッジで 4 本足にする特別な意図があったのだろうか?擬人化したような昆虫を 6 本足とするか 4 本足とするか,その作者の考えを推察するのも文化昆虫学のフィールドワークである。

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